■北東北旅行 顛末記 2日目

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10月18日:・青森 晴れ

旅行も2日目。
若干、靄がかった朝でしたが、よく晴れて真っ青な快晴の空模様です。
バイキングの朝食をとって、いざ出発です。

最初に向かったのは、ホテルの近くにある十和田神社

●十和田神社
十和田神社は、北東北に広く分布する水神信仰の象徴で、ググるとパワースポット などの情報でヒットします。
そんな神社らしく、社は十和田湖畔の森の奥にあります。
森に囲まれた神社ですが、太陽が差し込む所は綺麗な紅葉になっていました。


お参り後、神社の脇を抜けて湖畔へと向かいます。
小道を抜けて、乙女の像へ。

●乙女の像
乙女の像は、十和田湖畔、休屋地区の 御前ヶ浜にある十和田湖のシンボルです。
十和田八幡平国立公園指定15周年を記念して立てられたブロンズ像で、芸術家・高村光太郎の最後の彫刻作品として知られています。

湖面に反射する紅葉の鮮やかさを前に、一対の像がありました。
朝も早いのに観光客が多くて、人が居なくなる瞬間を狙ってパチリ。
これ以後は、人が必ず写り込んでしまって…

ここから神社まで戻り、「開運の小道」なる色々な神様の祠がある小道を抜け、再び十和田湖畔へ。

日陰は緑が殆どですが、日の当たる湖畔は紅葉の最盛期って感じでした。


そんな十和田湖畔でのんびりしていると、遊覧船が運航してきました。

あっ!逃げて〜!!(笑)



十和田湖での風景を満喫したので、そろそろ出発しましょう。
国道103号線を走り、程なく秋田県へ越境。

・秋田 晴れ

山道となる国道103号線を上り、十和田湖の南側にある 発荷峠の展望台に到着です。

●発荷峠 自然研究所HPカメラ
発荷峠十和田湖を一望できるポイントとして 知られ、湖畔展望台の中で、最も多くの観光客が訪れるポイントです。
霞がかかる湖面でしたが、最盛期の紅葉と、真っ青な青空のコントラストが美しい風景となっていました。


ホントに良い時期に来たようです。

こんな風に空から眺めたら、すごく気持ちがよさそうだなぁ…



次に向かったのは大湯環状列石です。

●大湯環状列石 HP Wiki

大湯環状列石は、縄文時代後期の配石遺跡で、国の特別史跡に指定されています。
いわゆる「ストーンサークル」なんですが、よくイメージされるような日時計タイプではありません。

広く整備された芝生の公園には人は殆どおらず、閑散としていましたね。
のんびりとお昼寝をするにはちょうど良さそうです(苦笑)


大湯環状列石をあとにし、次の目的地へと向かいます。

鹿角市で国道282号線に合流し、八幡平方面へ進む国道341号線を南下。
しばらく田舎道を進み、八幡平アスピーテラインへと入り、峠を目指します。

●八幡平 (はちまんたい) HP(岩手県) Wiki
八幡平は奥羽山脈北部にある、日本百名山に選定される山群です。
山頂までの途中には、沼や湿原、温泉が点在しています。

紅葉真っ盛りで、道路を覆う鮮やかな紅葉の中を進んでいきます。
しばらく登り、標高1000m目前のところで、大沼が見えてきました。

○大沼
大沼八幡平の秋田県側にあります。

金色に輝く湿原と、澄んだ青空、それと青空を反射する湖面が美しかったです。

大沼の周囲を軽く散策し、風景を愉しんでから出発です。
ここから山道を登っていくと、標高が1000mを越えたあたりから、紅葉が終わった景色に変わってきました。
更に登ると、今度は低木が多い風景に変わります。

そんなこんなで、標高1500m付近に到達。

写真では緑が殆どですが、これは紅葉する樹木とは違う種類だから。

そんなこんなで、秋田岩手県境の見返り峠に到着です。

・岩手 晴れ

○見返り峠

標高約1550mのここからは、遠くに霞んだ岩手山が見えました。

時間も昼時なので、ここで昼食としましょう。
見返り峠駐車場(有料)の敷地内にあるお店で、源太カレーなるものがメニューにありました。
限定食らしいので、ここは迷わずに源太カレーをチョイス。

ん〜…、普通のカレーっぽいですが、柔らかいスジ肉が美味しかったのでヨシとしましょう。


お腹を満たして出発です。
ここからは八幡平アスピーテラインを進まず、八幡平樹海ラインへと入ります。

下り始めてすぐに、山腹から立ち上る湯気と温泉が見えてきました。

○藤七温泉 Wiki

写真の場所から少し下った場所に、宿泊施設がありました。
写真のここは源泉なんでしょうか?


更に山をぐんぐんと下り、しばらく進むと紅葉が美しい公園が見えてきました。

○湯ノ又公園

湯ノ又公園八幡平南側の 松川渓谷沿いにある公園です。

時期的にちょうど、紅葉の最盛期だったようで、紅葉狩りを愉しむ人が多く居ました。
黄色の紅葉が中心でしたが、コントラスト鮮やかな渓谷が美しかったです。

ここから更に下ると、岩手県民の森に通じる森ノ大橋があります。

○森ノ大橋

ここからも、美しい紅葉の森を眺めることが出来ました。


これで今日の予定も終わりなので、そろそろ宿へと向かうとしましょう。
国道282号線→国道4号線と進み、盛岡花巻北上奥州と一気に抜けて、本日の宿がある 一関市に到着。
まずはチェックインをして、荷物下ろし。

●ビジネスホテル一関 HP

本日は食事を入れていなかったので、車の返却をしつつ、駅前で晩御飯を食べることにしました。
入ったのは、駅前の和食のお店です。

●松竹 一関バーチャル商店街HP

ここも名物は、カツ丼と称したソースカツ丼です。
甘辛のソースがカツに滲みていますが、それでもカツの衣はカリカリで美味しかったです。
気さくなお店のおばちゃんと話しつつ、勿論、完食。
結構美味しいので、一ノ関に立ち寄ることがあればぜひどうぞ。


これで日程も終了なんですが、最後にネタが待ち受けていました。
宿は駅の東側で、食事をとったお店やレンタカーのお店は駅の東口。

なんと、一ノ関駅は、この「東西を繋ぐ無料の連絡通路がない」のです( ̄д ̄)

入場券で改札を通り抜けるか、大きく遠回りして回りこむしかないわけで…超不便( ̄д ̄)
結局、遠回りをして宿に戻りましたよ(汗)


これで、今回の北東北旅行も終わりです。
走行距離531kmで行程は以下のように回り、、紅葉が美しいエリアを堪能してきました。

また、機会があれば回ってみたいですね。

さて、このあとに所用で宮城へ数日滞在するわけですが、時間の合間に色々と回ってみました。
それは次の「おまけ」にて軽くご紹介。

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