瀬戸旅行顛末記 4日目 ●1日目 ●2日目 ●3日目 3月21日:晴れ→曇り 今回の旅行も今日が最終日。 本日の目的は映画「男たちの大和」のロケセット鑑賞と、尾道ラーメンを食すること。 特にロケセットは5月までの公開なので、今回を逃すと見る機会はほぼゼロになってしまいます。 今回のうちに是非とも立ち寄りたいポイントです。 それでは朝食をとり、出発するとしましょう。 宿のある今治からは、しまなみ海道を通って尾道へと渡ります。 ○しまなみ海道 http://www.jb-honshi.co.jp/technology/introduction.html 3本ある本州四国連絡橋のうち、一番西側を走る西瀬戸自動車道がしまなみ海道と称されています。 このしまなみ海道は車道脇に歩行者、自転車用の道路が併設されており、本州から 自転車で四国へ渡ることが可能となっています。 この日も爺さんやおばさんが、車の横を渡っていました。 となれば当然… ( ̄ー ̄)「お、ここは自転車でも渡れるんだ」 (´▽`)「歩いて渡れる自動車道ってあんまり聞かないなぁ。交通警察24時では高速道路に入り込んだ爺さん…ってよくやってるけど(笑)」 (´ー`)「お金かかるんかな?」 ( ̄ー ̄)「自転車で渡りたい…」 (´▽`)「何?和歌山の時みたいに?」 ( ̄ー ̄)「あの時は120キロ+暗闇&山道だったけど、ここはそんなにないでしょう?」 (´▽`)「そんなにはないけど。なんかやる気満々でつよ、この人。」 ( ̄ー ̄)「マジでやりたい…」 天夢さんは、和歌山旅行で龍神村から自転車で山を下り、チェーンが外れたり暗闇の中を走ったりするという苦労を しているんですが、どうやら全然懲りていない模様です(笑) 冗談抜きに本当にやりかねないので、道に迷ったりしたら近隣の方宜しくお願いします(爆) でもまぁ、この景色を拝めるのであれば、私も自転車で走ってみたいなぁ… 現在のところしまなみ海道は完全開通しておらず、途中の何箇所かで一般道を 走る必要がありました。 一般道も海岸近くを走るポイントがあり、美しい瀬戸内海を楽しむことができます。 晴れた空の下、車を走らせ、「男たちの大和」のロケセットがある向島へと到着… …到着したけど、走り抜けて本州まで渡ってしまいました(爆) おかしいなぁ…出口を見落としたかな…? しかたないので車を戻し、もう一度尾道大橋を渡って… って、今度は尾道大橋を渡るつもりがしまなみ海道に入っちゃいました(涙) 出入り口ポイントが非常に分かりづらいってばっ(つд`) 出入り口が限られている自動車道で迷うという失態を犯しつつも、なんとか「男たちの大和」のロケセットに到着です。 車を駐車場に置き、ドック内を専用のバスで移動してロケセットへと向かいます。 ○「男たちの大和」 映画公式サイト:http://www.yamato-movie.jp/ ロケセット公式サイト:http://www.ononavi.jp/fan/yamato.html 戦艦「大和」は太平洋戦争開戦直後の1941年12月16日に完成し、1945年4月7日に東シナ海上で撃沈。 大和の持つ46cm主砲は世界最大ですが、活躍できる場面は殆どありませんでした。 このセットは、2005年12月公開の映画「男たちの大和」撮影のために作られた実寸大の戦艦大和で、広島県尾道市日立造船所内にて期間限定で公開しています。 全長263mの大和の前部分190mを実寸大でほとんど再現しており、再現しなかった艦橋、第一主砲、後部、煙突などは、映画ではCGで再現となっています。 旧日本海軍に興味がある人であれば誰でも知っている戦艦大和ですが、説明を抜きにして写真を紹介しましょう。
なんというか、すっごいですよ( ̄▽ ̄) 想像を超えるスケールに驚かされ、細かく再現されたセットに驚かされ… 天夢さんは「主砲で人間大砲が出来る」と言ってましたが、それくらいサイズがとても大きいです。 ちょっと小さいですが、写真の端々に写る人間の大きさと比較してみてください。 私は旧日本海軍が結構好きなんで、これは感動モノでしたよ。 少しでも興味がある人は、機会があればぜひ見に行ってください。 ちなみに、このセットは当然ハリボテです(苦笑) 本物の主砲や砲台は鉄ですが、そんなものを作るととんでもないものになってしまいますからねぇ。 時間も頃合なので「男たちの大和」ロケセットを後にし、尾道ラーメンを食べに本州へと渡ります。 尾道駅付近を捜し、並んだのは一番館というお店。 ※写真にも写ってますが、ロイヤルホテルの隣にあります。 ここは地元RBCの番組でも紹介されたことがあり、店内にはリポーター役の芸能人と一緒に写った写真や、 マギー審司の大きい耳が飾ってありました。 なんでも、この耳はマギー審司の忘れ物らしいです(笑) さて、並ぶこと30分、店内に入って15分ほどでラーメンにありつけました。 うむ、美味い( ̄▽ ̄) とろけるチャーシューと、中華そばっぽいストレートの麺が絶妙ですよ。 尾道ラーメンは、元が中華そばということもあって「ラーメンではなく中華そば」と称する有名店もあるようです。 食べてみて、ラーメンとは違うということが実感できますね。 お腹を満たし、あとは帰るだけ。 まずは羅刹さんと尾道駅で別れます。 次は九州ガサ入れツアーでよろしく(爆) 後は車で尾道から国道を走って福山〜 倉敷〜岡山へと戻り、 新幹線で東京まで戻りました。 そんでもって天夢さんと別れ、家に到着。 結構疲れましたよ〜( ̄w ̄) これで四国を中心とした今回の旅行記も終わりです。 最初こそは雨でしたが、スケールが大きいモノとの出会いと、食に恵まれたとても良い旅行でした。 総走行距離は612kmでしたが、回ったエリアのわりには今までの旅行と比べるとちょっと短いかな? 今まで未踏の地だった四国へと渡ったわけで、いまだ足を踏み入れていないのは九州だけとなりました。 次はやはり九州 それともまだ訪れたことのない別のエリア? 一体ドコになるのでしょうか…( ̄▽ ̄) →●旅行記TOPへ |