瀬戸旅行顛末記 3日目
●1日目 ●2日目 ●4日目


3月20日:晴れ
1日目、2日目とはうってかわってとてもよく晴れましたので、ご機嫌なドライブ日和になりそうです。
朝食をとり、早速出発するとしましょう。

主要幹線道路を使わずに、宿からそのまま山の中を抜けていくルートをチョイス。
山間の集落の中や杉林を通る細い道を軽快に進んでいきます。
まぁ、道が狭いので速度は出せませんけどね(笑)

天夢さんは花粉症らしく、晴れたことと杉林のおかげでずっと花をすすってます。
旅行者は使わない道路をヨソ者が走っていくだけで田舎では十分怪しいのに、口元を大きく覆う花粉症用マスクまで 着用して、怪しさ満点(爆)
まだ何もしていないのに、通報されそうな勢いです( ̄д ̄)

そんなことはお構いナシに、車内ではこんな会話。

(´▽`)「会社でバイトさんにあずまんがDVDを貸したんだけどね、OPのちよパパを『これ何?』ってイラストつきで質問されたんよ」
(´ー`)「見れば分かるじゃない」
(´▽`)「いや、ちょっとしか見ない段階だったんで、まだ登場前だったんだよ」
( ̄ー ̄)「それはどうだっていい。トマトを食べるんだ。」
(´ー`)「こんなに赤いのに、ちよは美味しいと言う…」
(´▽`)「そこまで見れば十分なんだけどね(笑)。でさ、あずまんがを知っている別の人もいたんだけど、思わず顔を見合わせて…」
(´ー`)「見合わせて?」
(´▽`)「おとうさん…と(苦笑)」
( ̄ー ̄)「あははは、まるであずまんがのような会話じゃない?」
(´ー`)「微妙なマヌケ感が…」



暖かい日差しのせいか微妙にマヌケ感を漂わせているうちに、車は愛媛県へと突入。
これで四国4県制覇です♪
松山自動車道土居ICから、一気に松山市へと向かうこととします。

途中、石鎚山SAに立ち寄り休憩タイム。
せっかくなので何か面白いものはないかとSA内を散策していると、ポンカンのバケツ売りを発見。


バケツ詰め放題で100円とは安っΣ( ̄▽ ̄)
食べたいけど、さすがにバケツいっぱいのポンカンは食べきれないだろうなぁ。
というわけで、ちょっと残念だけどガマンガマン。
※別にバケツいっぱいでなくとも100円で買えるんだから…(汗)

他にもSA内には伊予柑やミカンを利用したお土産がいっぱいです。
さすがはミカンの国 愛媛県


そろそろ出発するとしましょう。
車は愛媛県の県庁所在地、松山市内へと入ります。
松山市内は路面電車も走っており、あちこちで路面電車の軌道と車道が交差します。


路面電車を見るのは、高校の修学旅行で京都で見た時以来でしょうか。
車で軌道を跨ぐのは初めてなんで、踏切がないことに妙に違和感を感じます(苦笑)

そんなこんなで松山城に到着。

○松山城
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/matsuyamajo/siro/index.html
関が原の合戦後に築城され、天守閣は江戸時代のものがそのまま現存。
しかし痛みが激しく、現在は修復工事を行っています。

松山城の本丸、天守閣へはふもとからのロープウェイ・リフトで登ることが出来るようになってます。
穏やかな春の日差しの下、見晴らしの良い景色を満喫しながらリフトで上るとしましょう。
…って、天夢さんが怖いからリフトじゃなくて、ロープウェイで上りたいとかいってますよっΣ( ̄д ̄)
一人乗りだけでロープウェイは勿体無いですよ。
せっかくだからリフトに乗っちゃいなさい(((´ー`)ノ((( ̄д ̄)



振り返らないといけないのが辛いですが、見晴らしの良い風景が広がります。
怖がっていた天夢さんもビデオカメラを回しているようで、十分楽しんでいるみたいです。

程なく終点に到着。
ここからは歩いて本丸へと向かいます。
石段を登り、門をくぐり、櫓の脇を抜けると、松山市内を一望できる広場に到着。


この途中の広場は、松山市内から安芸灘伊予灘方面まで広い景色を堪能できます。
遠くがかすんでいましたが、浮島現象も見ることが出来ました。
※浮島現象:湖や海に島などが浮いて見える現象のこと。蜃気楼と同じ。

さらにすすんで頂上に到着。
やっぱり天守閣は修復工事中で足場とか組まれていました。
残念ながら外観を拝むことが出来ず、仕方がないので構図を考えてそれらしい写真をパチリ。


そんな感じで写真を撮っていると…


あれ?あそこにいるのは…?!


袴っ娘さんだぁっヽ(〃▽〃)人(〃ω〃)ノ   Σ( ̄д ̄)
キタよキタよぉ〜♪

どうやら年配の警官役の人と共に、ガイドをやっているみたいです。
警官役の人からサーベルを借りて構えたり、観光客と一緒に敬礼して写真を撮ったり、なんかすごく楽しそうです。
…う〜ん、激しく萌へ☆(核爆)
大正浪漫って、まさしくこのことなんだろうなぁ〜(〃▽〃)(〃ω〃)   Σ( ̄д ̄;)

天夢さんは「撮らせてもらいたい」としきりに言ってるし(爆)

袴っ娘を十分に堪能した後、次の目的地である道後温泉へと向かいます。
道後温泉松山城の近くにあるので、すぐに到着です。


○道後温泉
http://www.dogo.or.jp/
道後温泉は日本書紀にも登場し、有馬温泉、白浜温泉と共に日本三大古湯と称されています。
ちなみに、よく写真で紹介される道後温泉は、「道後温泉本館」という建物です。
映画「千と千尋…」に登場する油屋のモデルとも言われていますが、映画の建物は外観が道後温泉、吹き抜けは山形銀山温泉… といった感じに、良いとこ取りで作った湯屋らしいです。


建物脇の桜がちょうど咲いていて、雰囲気ばっちりでしたよ。
ホント、いい季節にこれました♪



ここまで来たら道後温泉に入らないのは勿体無い。
すぐにでも入りたいところですが、その前に昼食にしましょう。

今回立ち寄ったお店は、道後亭といううどん屋さん。
道後温泉駅から道後温泉本館まで伸びるアーケード「ハイカラ通り」の一角にあります。


○道後亭
http://town.ehime-iinet.or.jp/dougo/shop/index.asp?P_SNO=505
今回の旅、3食目のうどんです(笑)
注文した品は、辛味が程よく効いた美味しいうどんでしたよ。
ホント、本場の讃岐うどんは美味しいです。



お腹を満たした後はお土産を買い、そろそろ道後温泉本館にて風呂に入るとしましょう。
入場券を買っていざ中へ。


外観と違って中は思ったより小奇麗ですが、近代設備というわけでもなくていい感じの雰囲気です。


写真は撮影できませんでした(撮影禁止)が、浴室(タイル張り)も含めてこの感じ。
例えるならそう、昭和前半の香りがするというところでしょうか。
風呂は熱くもなくぬるくもなく、ちょうど良いお湯加減です。

ふ〜、生き返る〜♪( ̄w ̄)( ̄ω ̄)( ̄‐ ̄)

他にも色々と温泉があるようなので、機会があったらまた来たいですね。
今回は駆け足で回ったので、次はゆっくりと回りたいな。


温泉で旅の疲れを癒し、あとは本日の宿のある今治へ向かいましょう。
途中、道の駅「風早の郷 風和里」に立ち寄ります。

○風早の郷 風和里
http://www.fuwari.or.jp/
ここでソフトクリームを買ったんですが、半分ほど食べたところで落としちゃいましたよ(つд`)
せっかく買ったのに…(涙)
激しくガッカリ感に苛まれつつも海辺に行くと、夕暮れの美しい海を拝むことが出来ました。


この美しさにガッカリ感は忘れてしまいました(笑)
単純というか、ホントいい性格です(自分で言うな)

あと、ここでトラ模様の軽トラが駐車してました。
これは配送の車ですが、残念ながら「藤原とうふ店」とかは書いてませんでした(笑)



この後、たいした時間もかからず、宿のある今治市に到着。
本日の宿は今治港、フェリー乗り場の目と鼻の先にある○ホテル菊水今治です。

○ホテル菊水今治
http://h-kikusui.jp/index.html

ここでの晩御飯は釜飯などの和食でした♪




●4日目
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