■仙台・平泉 旅行顛末記 2日目
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8月27日 鳴子 晴れ

今日はよく晴れました。
宮城県内はしばらくぐずついた天気が続いていたので、旅行中の天気がちょっと心配でしたが、 良い旅行日和になりそうです。

まずは朝食で腹ごしらえ。

昨日は分かりませんでしたが、同じ宿に女子高生の集団が宿泊していたようです。
みんなはっちゃけないで良かった…(マテ

お腹を満たした後は、いざ出発です。


昨日通った国道47号線古川へ向かい、古川ICから東北道へ入ります。
少し車が混み合う場面もありましたが、一関ICから予定通りに集合場所の一ノ関駅に到着です。


一関 晴れ

ここで本日から参加の3人が合流し、本日は14人での旅を楽しむことになります。
最初の目的地は、世界遺産に登録された毛越寺です。

●毛越寺 (もうつうじ) HP Wiki

毛越寺は850年に中尊寺と同年に円仁(慈覚大師)が創建した寺院で、歴史書『吾妻鏡』にも当時の様子が記述されています。
後に火災などにより荒廃し、近世になって復興されました。
2011年には「平泉-浄土思想を基調とする文化的景観」として世界文化遺産に登録されています。

参拝後は庭内を散策することにしましょう。
○大泉が池

大泉が池は庭内の中心にあり、東西約180メートル、南北約90メートルの大きな池です。
夏らしい青空が反射して美しい風景ですね。

○開山堂

開山堂毛越寺を開いた円仁(慈覚大師)を祀るお堂です。

○常行堂

常行堂は江戸時代の再建で、秘仏が祀られています。

大泉が池をぐるっと一周するように、庭内を観覧しました。


時間も頃合なので、次の目的地へと向かう事にします。
毛越寺から程なくして、今回の旅行のメインスポットである中尊寺に到着です。

●中尊寺 (ちゅうそんじ) HP Wiki
中尊寺平泉町にある天台宗東北大本山の寺院で、寺伝では円仁(慈覚大師)による開山とされていますが、実質的な開祖は藤原清衡とみられています。
国宝に指定されている金色堂は、マルコポーロの東方見聞録に登場する「黄金の国ジパング」の記述に影響を与えたといわれており、中尊寺を代表する建造物です。


祝 世界遺産登録 というわけで、中尊寺は駐車場が満車状態でした。
ふもとの駐車場は満車だったので、楽に観覧できる「坂の上駐車場」に停めていくことにしましょう。

…と、ここでアクシデント発生!!
我らのレンタカーを、駐車の際に他人の車に接触させてしまいました。
しかも相手の車はピカピカの高級車「クラウン」…の隣のムーブ(レンタカー)でした。

…ある意味、少し安心(滝汗)
さすがに見て見ぬフリはできないので、一部始終の目撃者である私が警察へご報告です(T▽T)



やっちゃったものは仕方ないので、気分を切り替えて楽しむ事にしましょう。

まずは、文化財を展示している展示館です。
○讃衡蔵 (さんこうぞう)

讃衡蔵は平成12年に新築した展示館で、国宝・重要文化財が数多く展示されています。
※館内は撮影禁止です。

次は金色堂です。
○金色堂 HP Wiki

金色堂は唯一の中尊寺創建時(1124年)からの建造物で、皆金箔の阿弥陀堂です。
風雨を避ける為に覆堂(現行の覆堂は鉄筋コンクリート)が設けられており、ガラスケースに納められて外気と遮断されています。
奥州藤原四代のミイラが納められており、国宝に指定されています。
※覆堂内は撮影禁止です。


○経蔵


○旧覆堂

旧覆堂は以前に金色堂が収められていました。

○能楽殿
能楽殿は白山神社の敷地内にあり、国の重要文化財に指定されています。




さて、そろそろ出発しなくてはいけない時間となりましたが、アクシデントもあって時間が厳しくなってきました。
これからは、食事→猊鼻渓川下りという予定だったんですが、どうするか行程についてみんなで相談です。

A.食事を諦めて、駆け足で予定通り猊鼻渓川下り
B.食事を取って、川下りを諦めてのんびり神社参拝


2プランでの選択結果は、満場一致でプランA.に決まりました。
まぁ、食事は何か適当につまむだけでいいよね?って感じだったので、各々でなんとかするでしょう。

そうと決まれば中尊寺を後にし、目的地の猊鼻渓を目指します。
山の中を走る県道を進み、あっという間に到着です。

●猊鼻渓 (げいびけい) HP Wiki

猊鼻渓一関市にある砂鉄川沿いの渓谷で、岩手県で最初に国の名勝に指定さました。
渓谷沿いには石灰岩の岸壁が連続し、船頭が謡う猊鼻追分を堪能しながらの川下りを楽しめる観光地です。

ここで川下りをすれば、本日の予定は終了なんですが…再びアクシデント。
車が一台来ない…な(汗)

実は猊鼻渓に名前がよく似た「厳美渓(げんびけい)」という観光地があり、しかも一関市内にあったりします。
まさか、間違えてそっちに行ったんじゃ…とか思っていたら、メールが来ました。

(;TдT)「間違って厳美渓にいっちゃいました。」

やっぱり(汗)
まぁ、この辺ではありがちなお約束なので仕方ないですね。
この間に、何か食したりお土産を買ったりしていましょう。
先に到着の面々で大きなおにぎりや焼き魚をつまみながら待っていると、15分ほどでリカバリーしてきました。

(;´д`)「厳美渓で聞いたら、川下りはこっちじゃないよって言われました」

あちらは渓谷鑑賞と「空飛ぶだんご」がメインだからねぇ。
さほど時間がかからずに到着したので、予定については一安心です。
全員がそろったところで、川下りを楽しむことにしましょう。

女性の船頭さんに案内してもらいながら、上流へと川を上っていきます。


大きな鯉や、カモ、様々な魚に餌をねだられながら、緑鮮やかな渓谷に挟まれた、穏やかに流れる砂鉄川をゆっくり船に揺られます。





しばらく船縁の風景を楽しんで、終点の大猊鼻岩に到着です。

ここでは上陸して、しばらく周囲を見て回ることが出来ます。

そして、ここには「うん玉に願いを込めて投げて穴に入れば願いがかなう」とされているスポットが有ります。

うん玉こと、素焼きの玉(5個:100円)を穴の中(画像の赤丸印)に投げ込むわけですが、玉には文字が刻まれています。
刻まれた文字にはどんなのがあるかといいますと…

「福」「寿」「愛」「恋」「運」

ほほぅ…これは色々と頑張らないといけませんな。

さて、実際にやってみるとこれが意外と難しい。
そこそこ遠く、見た目以上に穴が小さくて入れることが出来ません。
私も投じてみましたが、穴の近くには行くけど入れることが出来ませんでした。
ちぇ…(´д`)


で、10個(2回分)購入した天夢さん。結果はどうでしたか?

( TдT)「愛など要らぬ」

左様でございましたか(´д`;)
我々全員の結果は、穴の中に入ったのは二人で各1個という結果に。
皆さん、ノーコンですね(お前もな)


約90分の川下りを楽しみ、船着場に戻ってきました。
これで本日の予定も終了ですので、宿に向かって出発しましょう。
県道〜国道343号線を走り、中継ポイントの道の駅に到着です。

●道の駅 みずさわ HP Wiki

道の駅で小腹を満たした後、本日で離脱となる攻坂亮さんを駅まで送っていく事にします。

東北新幹線 水沢江刺駅でのお別れです。

また今度も参加してくださいね〜

お別れした後は、国道4号線と通じる水沢ICから東北自動車道に入り、 北上JCT〜秋田道と走って本日の宿へと向かいます。
湯田ICから国道107号線にシフトし、山道を通って本日の宿に到着です。

●せせらぎの宿 吉野屋 HP


夕食は岩手牛などを使った、美味しいご飯でした♪




さて、昨日に引き続き、本日の宿では…
さらに危険な状況ですヨΣ( ̄д ̄;)

  どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
   三           三三
        /;:"ゝ  三三  f;:二iュ  三三三
  三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン
      /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
    〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
    ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
  . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
    };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll

もはや手遅れですね♪ (褒め言葉)


今日の行程はこんな感じでした。


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