■広島・呉 旅行顛末記 1日目
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おおよそ1年ぶりの和旅行です。
今回は艦これブームに乗っかり、旧日本海軍の聖地とも言えると二度目となる宮島を巡る旅となります。
1日目は自由行動にして夕方に宮島集合、2日目から呉観光です。
参加者は私、天夢さん、しろきつねさん、玖条イチソさん、Kazumaさん、Kreadさん、といちやさん、燕さんと、緑茶さんと、二日目から参加の羅刹さんです。
今回の初参加は二名ですね。

前回は大きくやらかしたので、今回は気をつけねば…

11月7日 宮城 晴れ

台風が来ていたので天気の心配をしていましたが、直前に東の海上に逸れて行ってくれたので一安心。
現地までは飛行機を使い、仙台空港から広島空港へ向かいます。
仙台〜広島間は1日に二便しかないので、朝の早い時間に出発です。

機内でうつらうつらとしていると、機長より富士山が見えるとのアナウンスがありました。


見えることには見えたんですが、航路が能登半島上空通過なので、さすがに遠くて、小さくしか見えませんでした。
そんなこんなで、予定通り広島空港に到着です。


広島 晴れ

広島空港からはリムジンバスで広島駅へ向かいます。 バスに揺られること40分ほどで到着。
個人的に来た旅行以来、6年ぶりの広島です。


ここからはJR山陽本線宮島口駅へ向かいます。
旅行の移動に電車(在来線)を使うのは珍しいかな?
平日日中にしては乗客が多く、荷物を抱えたまま立ち続けて無事に到着です。


駅のコインロッカーに荷物を預けたところで、まずは昼ご飯にしましょう。
朝が早かったので朝食抜きで来た都合上、お腹ペコペコです。
ここはやはり、宮島名物のアナゴ飯で朝飯兼昼食とします。

入ったのは、アナゴ飯の有名店です。

■上野商店 HP

以前に来たときは、お店が大混雑だったので店内での食事をあきらめ、お弁当として晩御飯に食しました。
でも今回こそは店内で食べたいところです。

今回もすでにお客さんがいっぱい待っている状態でしたが、食事まで30分ほどとのことなので、待つことにしました。
待っているところで、1本後の電車に乗ってきたKazumaさんと合流です。
合流から程なくして食事の順番となったので、一緒に昼食にしました。


うむ。
白身魚の淡白さとタレの濃さがマッチしてて美味しいです。
まずは広島名物、一つ目です( ̄▽ ̄)

空腹のためかあっという間に完食してしまいました。
食事後は、JRフェリーを利用して宮島に渡ることにしましょう。



宮島のシンボルの大鳥居の近くを通る航路のため、結構、大きく見えてきました。


船上から写真を撮っていると、外国人観光客が結構居ることに気がつきました。

西アジアと思しき方、中国人、白人、いろいろと居ますね。
あちこちに旅行に行く都合上、外国人の方を見かけることが多いのですが、宮島はどこよりも白人の方が多いように感じました。

そんなこんなで宮島に上陸です。

■宮島 HP Wiki
厳島は通称は宮島、または安芸の宮島ともいい、世界遺産「厳島神社」を持つ、瀬戸内海の比較的大きな島です。
島内のあちこちに生息する鹿は、宮島の神鹿として扱われます。

というわけで、上陸早々、鹿クンのお出迎えです。

彼らは木陰でのんびりしていたり、観光客におやつをねだったりと、自由気ままに過ごしています。

参道の商店街を抜け、厳島神社で最も有名な大鳥居へと向かいます。
前に来たときは干潮状態でしたが、今回はまだ潮が満ちている状態です。

大鳥居のあたりでは、多くの観光客や修学旅行生が写真撮影を行っていました。
やはりここが一番の撮影スポットですからね。

…って、修学旅行生は、小学生と中学生が大半ですね。
幼稚園児(遠足?)や高校生もいますが、小学生と中学生の集団とすれ違うことが多いと感じました。
あ。これから合流する予定の人たちが、変な意味で盛り上がるかも?(核爆)

写真をひとしきり撮影後、厳島神社を参拝しましょう。

■厳島神社 HP Wiki


厳島神社は593年の創建とされる神社で、1996年に世界遺産に指定されています。
平清盛や毛利元就とのつながりが深い神社で、歴史のある神社です。

今回の旅行も無事に何事もなく進むよう、お参りをしました。
(=人=)「トラブル無く、無事に楽しめますように」

参拝後はおみくじを引くことにしましょう。
引いたおみくじは…
凶 Σ( ̄ロ ̄)

しかも旅行運:ダメとのこと。
神様、ネタをいただき誠にありがとうございます(TωT)

神様にダメ出しされてしょんぼりしていると、ちょうど神前結婚式に出くわしました。
外国人観光客がこれでもかっというくらい撮影しまくってます。
神前結婚式だから物珍しいのかもしれませんね。

その結婚式を執り行っている脇を抜け、境内の先にある撮影スポットへ。

ここは大鳥居と本殿とのちょうど中間にあり、多くの観光客が撮影を行っていました。
広く見渡せるポイントなので、観光客が集まるのもうなずけます。


そんな感じで参拝をした後は、宮島ロープウェイ弥山(みせん)へ登ることにしましょう。
宮島の弥山は、かの伊藤博文が「日本三景の一の真価は弥山頂上からの眺望に有り」と絶賛したとされる風景が望める山だそうです。
以前来たときは上らなかったので、今回は旅行を計画した段階から上るつもりでした。

神社の裏手を歩き、ロープウェイ乗り場へと向かいます。
道中、もみじ饅頭を食しました。

広島名物、二つ目〜♪

結構な坂道をしばらく歩いてロープウェイ乗り場に到着です。

■宮島ロープウエー HP Wiki
宮島ロープウエーは、紅葉谷駅から榧谷駅までの区間と、榧谷駅から獅子岩駅までの区間が運行されています。 弥山の頂上へ行くには、二つの区間を乗り継ぐ必要があります。

ロープウェイに乗り込み、頂上を目指すとしましょう。
ロープウェイからの眺望はすばらしいのですが、なにぶん、高さがかなりあります。

ここで停止したら…と思うと、ちょっと怖いです。
天夢さんには是非とも乗り込んでいただきたいところですが、たぶん、無理にでもつれてこないと絶対乗らないだろうなぁ…(^^;)

あと、このロープウェイには観光ガイダンス機が設置されていますが、1回100円の有料だったりします。

この手のものは自動で勝手に流れることが普通と思っていたので、ちょっと意外だったかな。

二つの区間を乗り継ぎ、獅子岩駅に到着です。

ここから弥山の頂上まで徒歩で移動します。

■弥山 Wiki
弥山(みせん)宮島の中央部にある標高535mの山で、古くからの信仰の対象になっています。
獅子岩駅から軽く下って10分、そこからさらに20分ほどの上りに転じて頂上にたどり着けます。

片道30分くらいか〜と、瀬戸内の風景を眺めながら、ハイキング気分で軽く行きましょう。


……
………
ぜんぜん軽くなかった( ̄д ̄;)

上りは結構な勾配で、運動不足の体には超堪えます。
撮影用に持ってきたカメラ、三脚などの荷物が肩に重くのしかかり、更に苦労が倍増です。
瀬戸内の風景を楽しみながらの道中ではありましたが、非常に疲れました(滝汗)
汗をかきながら、頂上手前のお堂が集まるポイントに到着です。

■弥山本堂

弘法大師が100日間の修法を行ったところされます。
本尊は虚空蔵菩薩で、脇に不動明王と毘沙門天を祀っています。

■霊火堂

弘法大師が修法を行った際の霊火が、1,200年たった今も「きえずの火」として燃え続けています。
桂由美プロデュース恋人の聖地プロジェクトに指定されているので、カップルも多く訪れるとか。
…桂由美の銘版が設置されているので、なにやら商売っ気を強く感じるのがなんと言うか。

■三鬼堂

鬼の神を祀る弥山の守護神で、家内安全・商売繁盛にご利益があるとされます。

お堂それぞれへの参拝と、小休止をはさんでから、弥山頂上へと向かいます。
ここからはさほど時間がかからず、無事に頂上に到着です。


頂上にある展望台を上がり、瀬戸内の風景を眺めます。

穏やかな日差しと、海からの涼しい風が気持ちいいです。

展望台から見下ろすと、厳島神社の大鳥居が見えました。

先ほどまでいた場所が、あんなに小さく見えますよ。

のんびり風に当たっていると、展望台へKreadさんとといちやさんがやってきました。
(^^)「お!上ってきたんだ」
(^ω^)「Twitter見たら、弥山を上っているようだったから来たよ」


合流して四人組になったところで、麓へと戻ることにしましょう。
上りと違う道を下っていくと、途中で七不思議とされる岩がありました。

■干満岩(かんまんいわ)

干満岩は、側面にある小さな穴の水が潮の満ち引きにあわせ上下する巨岩です。
この岩は標高約500mの地点にあり、その水には塩分が含まれているらしいのですが、いまだ科学的な証明がされていない七不思議の一つです。

ちなみに七不思議の他のものは、現在「きえずの火」「錫杖の梅」だけが見ることが出来ます。

山道を下って弥山本堂まで戻ってきました。 ここからは獅子岩駅まで来た道を戻ります。
…やっぱり、カメラ装備が超しんどい。
さすがに歳かなぁ(汗)
そんなこんなで獅子岩駅まで辿り着き、下りのロープウェイに乗り込みました。

満員のロープウェイに乗って無事下山です。

紅葉谷駅から神社方面へ歩いていくと、ちょっと目を引くお店がありました。

暖かいメロンパンと、冷たいバニラアイスの組み合わせが美味しいです。
ちょっとした登山で疲れた体に染み込むかのようでした。

おやつを食べた後は、干潮で潮が引いた大鳥居へと向かいます。
前回と同じく、大鳥居の下まで行ってみました。



相変わらず巨大で圧倒されますね。
あと、柱に挟まれていたり、地面に落ちたりしているお賽銭(?)が沢山ありました。
鳥居の柱が傷むので、挟み込むのは止めて欲しいそうです。

そろそろ集合時間も近いので、出発しましょう。
商店街を港へ歩いていくと、揚げもみじ饅頭のお店がありました。

このお店って結構有名だよね〜と話していると、店内に天夢さん、しろきつねさん、初参加の玖条イチソさんが居るじゃないですか。
思わぬところで合流です。
ここでのんびりしているけど、参拝はした?弥山は上った?

(^ロ^)「参拝したけど、山は疲れそうだからここでのんびりしてた」

…ある意味予想通り(汗)
あと合流していないのは、燕さんと初参加の緑茶さんだけですが…
と思っていたら、燕さんも合流しました。
緑茶さんに連絡したら、こちらは先に船に乗ってしまったらしいです。

揚げもみじ饅頭を食したところで、出発することにしましょう。
JRフェリーに乗り込み、JR宮島口駅へと向かいます。


JR宮島口駅で緑茶さんと合流&荷物を回収し、本日の宿へと向かいます。
宮島界隈で宿泊出来れば良かったんですが、予約がいっぱいで超高級旅館以外には空きがない状況だったので、山口県岩国市で宿泊することにしました。
宮島口駅から岩国駅までJR山陽本線で移動します。

岩国 晴れ

岩国駅からは送迎バスのお迎えで宿に到着です。

■半月庵 HP

この宿は明治創業で、割烹旅館として営業しています。
館内はとても綺麗で、なかなかおしゃれな感じがしますね。

到着してすぐ夕食にしました。


夕飯は鯛やイカの刺身、茶碗蒸し、ふぐ、まつたけ…
割烹旅館らしく、普通に生活していたら食す機会がなさそうな品々も出てきました。

美味しいけど、量を求める人には少ないかも。

夕食後はライトアップされている錦帯橋へと撮影に行くことにしました。
宿からは徒歩5分もかからず錦帯橋に到着です。

■錦帯橋 HP Wiki
錦帯橋は日本三名橋や日本三大奇橋に数えられている、木造のアーチ橋です。
ここも以前に訪問していますが、ライトアップを見るのは初めてです。


時間がそこそこ遅いせいか、観光客もほとんどおらず、撮影を満喫しました。

錦帯橋のライトアップを撮影して回った後は、風呂入って今日も一日お疲れ様でした。
予想通り、艦これプレイヤーの面々は、深夜まで提督業務にいそしんだようです。

あと、いつもやってくれるKreadさんは、提督業務が忙しいようではっちゃけなかった…
いつものように、布団一面に広げていただけることを期待していたんですが、残念(ぉ

本日の行程はこんな感じでした。


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