北海道旅行顛末記:4日目 ●1日目へ ●2日目へ ●3日目へ ●5日目へ ●6日目へ ●7&8日目へ 8月24日:晴れ 朝から綺麗に晴れ上がり、オホーツク海の青さと空の青さが美しいです。 そんな中、宿にあるランドリーで洗濯… 洗濯機を回し、乾燥機で乾かし、最後に天日干し。 そんな我等を尻目に、かもめが屋上でのんびりしてます。 うむ。のどかだ( ̄▽ ̄) 宿でしばらくのんびりしたあと、ウトロにあるレストランで朝食兼昼飯。 朝から海の幸キタ――――ヽ(´▽`)人( ̄▽ ̄)人( ̄w ̄)ノ それから向かったのは、世界遺産に登録申請中であり、日本に残された数少ない秘境でもある知床の奥地。 ここは野生生物の聖地であり、人間はお客さんです。 鹿、狐は勿論、アイヌ語でカムイ(キムンカムイ)と呼ばれる熊も多数生息しています。 しかも、ここで出会えるのはツキノワグマではなくヒグマ。 当然、エンカウント率MAXです( ̄▽ ̄;) さぁ、我々は無事に帰ってこれるのでしょうか? 気分は水スペ川口探検隊です(爆) 夏季は交通制限がかかって車での侵入は出来ないのですが、その規制も8月23日までなので問題なし。 そんなわけでまず向かったのはカムイワッカ湯の滝。 ここは温泉がそのまま川となり、森の中を流れているという所です。 川は水量こそ少ないものの、高低差、傾斜は結構急で、子供や女性、体力のない人にはちょっと進むのが難しいところです。 年に何人かは転落して救急車で運ばれるらしいので、無理は禁物。 だがしかぁし、ここまできて諦めて帰るというのは探検隊(!)としてあるまじき行為。 私だけですが、水着に着替えて突き進みます。 では、順を追って見ていきましょう。 急な岩肌〜 水深は浅いです。 岩がゴロゴロ… まだまだ序盤。 振り返ると…(´д`) まだ半分。 最大の関門。 もう少し。 到着〜ヽ( ̄▽ ̄)ノ ※この先にもいけるんですが、この先は落石の危険地域で侵入禁止。滝の高低差は3m程度で傾斜角は60度程度あり登るのが困難。脇の山肌を登ると滝の下に石を落下させてしまうので非常に危険。 天夢さん、無理に上ろうとして石を落とさないでください(爆) ここの滝壷は水深が1mくらい、湯温はぬるめのお風呂です。 もちろん自然に出来た滝壷なので、湯の中は岩がゴロゴロしています。 ここでは水着を着た人達がいっぱいいて、若いお姉さんの水着も拝むことが出来ました(〃▽〃)人(〃w〃)人(〃ω〃)←不埒モノ そうそう。 今までの写真を見ていて、何か気がつきませんでしたか? 実は、写真に写っている水の流れにある緑色は、全て岩の色なんです。 この川は強酸性のお湯で、口に入ると非常に酸っぱく、目に入るととても痛いです。 そんなわけで、水を流れているところにはコケとか生えていないのですよ。 おかげで、岩肌を登るときは水の中を進んだほうがあんまり滑らなくて安全なのです。 帰りは上記写真の場所をそのまま逆走となります。 ただ、登るときは良くても、帰りの傾斜はなかなか急に見えてしまうので帰りのほうが大変です。 いきは良い良い帰りは恐い♪ で… あっ、あ〜〜〜〜〜〜っ!!三三三三三三三三三三三三三(((;´д`) 何度も滑り落ちました(爆) お尻が痛い…(つдT) 高所恐怖症の天夢さんは当然のごとくへっぴり腰(笑) ここのかさんも恐る恐る下りてくる状態です。 次に向かうのは知床五湖です。 向かう途中、鹿の親子に出会いました。 後を追いかけて、もう1頭の小鹿も。 待って〜 更には狐にも出会いました。 狐を見かけて車を止めると、てててっと運転席に近寄ってきます。 それでモノ欲しそうにじぃっと見つめられます… つぶらな瞳で…うあぁぁ…(´д`;) あ、ただし、狐はエキノコックスという寄生虫を持っている場合があるので、決して触れてはいけません。 もっとも、触れられるような警戒心ゼロの狐がいるとは思えませんが… そんなこんなで知床五湖に到着。 鬱蒼と茂る森の中を歩き、点在する湖を散策するんですが、ここは深い森の中を歩くために熊との遭遇もありえます。 熊よけの鈴が売られていたり、夕方以降は立ち入り禁止になるなど、非常に危険なエリアです。 天夢さんは熊との遭遇を非常に期待しているんですが… 車の中から見かける程度ならいいのですが、生身で遭遇は勘弁してください(´д`) そんな所ですが、順を追って知床五湖を散策。 一湖 二湖 三湖 四湖(二湖の写真とあんまり変わらない…(汗)) 五湖 熊との遭遇はありませんでした(安堵) 水面に写りこむ風景が美しく、また森の静けさが良い雰囲気を醸し出してくれます。 これで熊の脅威さえなければ良いのですが… まぁ、脅威があるからこそ人の手が入り辛いのかもしれませんね。 あと、ちょうど夕方で知床の美しい夕日を拝むことが出来ました。 うむ、ここが日本とは到底思えないぞ(笑) そんなこんなで自然の脅威から無事に生還した我等は、しれとこ自然村でキャンプを張り食事をとりました。 しれとこ自然村:http://www8.ocn.ne.jp/~s.kamui/ 晩御飯はカニ玉です。 買ってきたカニじゃなくて持ちこんだカニ缶というのがポイントですd( ̄▽ ̄) まぁ、カニ玉というよりは、餡かけ入り卵だったんですが…(笑) →5日目へ |