■伊香保旅行 顛末記 1日目
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今まで同様、今年も引き続き旅行に行きまっせ(^ω^)ノ

遠くもいいけど近場で温泉に行こうという趣旨で、群馬県の伊香保温泉を目的地に選びました。
前回前々回と同様に和掲示板で参加者を募り、今回は、 私、天夢さん、羅刹さん、といちやさん、指揮棒さん、Kazumaさん、KAZさんの総勢7名で温泉旅行です。

旅行記には載せていませんが、昔の日帰り旅行で関越道や一般道での大渋滞に遭ったトラウマがあるので、 電車で現地付近で集合しよう…と考えて、JR高崎駅を旅行の発着地点としました。

1月30日 高崎:晴れ

遠くに雪を抱く浅間山も見えるくらい、よく晴れましたね。
いつも思うんですが、我等の旅行は天気が良い日程が多いです。
やはり、普段の行いが良いってことなんですね ( ̄▽ ̄)人(〃▽〃)人(〃ω〃) ←巫女萌え集団


そんな面々でレンタカー1台+車出しの1台に分乗し、出発することにしましょう。
と、いきなりアクシデント!!

(・ω・)「お金足りないから、郵便局に寄ってもらっていい?」

なんか、以前も同じようなことをしていなかったけ?(#^ω^)
…まぁ、どこかでペナルティを受けてもらうことにしましょうか(苦笑)

そんなわけで、高崎郵便局に立ち寄ってから改めて出発です。
国道406号線を西進し、県道211号線から 榛名山方面へ向かうこと1時間ほどで、本日最初の目的地である 榛名神社に到着です。

●榛名神社 HP Wiki はるなび (PDF)

榛名神社は上毛三山の一つとされる榛名山の神を祀り、 延喜式に名を連ねる神社です。
1400年ほど昔に創建され、雨乞いの神社、修験者の霊場として知られています。

○随神門

随神門は江戸末期の再建で、国の重要文化財に指定されています。
この門をくぐり、色々と見ながら参道を進んでいくことにします。

ここの参道には、七福神がおられます
○毘沙門天 wiki ○寿老人 wiki
毘沙門天は国家鎮護の神さまで財産を授ける福神です。
随神門の脇に立っておられますので、見落としやすいかもしれません。

寿老人は長寿の神様です。
随神門の先にある、禊橋のたもとに立っておられます。

○布袋 wiki ○福禄寿 wiki
布袋は円満の神様です。
いくつかの碑と一緒に立っておられます。

福禄寿は福徳財運の神様です。
参道途中にある、水琴窟の脇に立っておられます。


静寂の参道を進んでいくと、三重塔が見えてきました。
○三重塔

三重塔は、随神門と同じく江戸末期の再建で、群馬県内随一のものです。
こちらは高崎市の重要文化財に指定されています。

更に先へと進みます。
○恵比須 wiki ○弁才天 wiki
恵比須は農村では田の神、漁村では大漁の神様です。
三重塔の前に立っておられます。

弁才天は音楽・弁舌・知恵の神様です。
三重塔を過ぎ、賽の神神社、神橋、行者渓と進んだ先に立っておられます。


万年泉の脇を抜けると、大きな杉の木が立っていました。
○矢立杉

矢立杉は国指定の天然記念物です。
樹齢1000年といわれる杉の木で、武田信玄が箕輪城攻めの折、戦勝祈願に矢を立てたと 伝えられています。

ここの脇にある御水屋からは、瓶子滝を見ることが出来ます。
○瓶子滝 (みすずのたき)

冬場は凍ることもあるらしいですが、この日はちょろちょろと水が流れ落ちていました。
ただ、流れ落ちた先では氷が石筍のように、下から氷がせり上がっていましたね。

神幸殿の脇を抜け、神門をくぐって社務所の前へきました。
○大黒天 wiki

大黒天は農産・商業福徳の神様です。
最後の七福神の像として、社務所の前に立っておられます。


さて、ここの社務所には…
巫女さんはいませんでした (  ̄ω ̄)( ´д`)←ダメ人間
ただ、浅葱色袴の女性はいたので、神職さんかもしれませんね。

少しは救われた(?)心持で、更に奥の本殿へと進みます。
○双龍門

本来は御唐門の双龍門は、天井に双龍が描かれ、門扉には一対の龍の彫り物が飾られています。
こちらは国指定の重要文化財です。


双龍門をくぐり本殿に到着です。
○本殿

本殿は1806年(文化3年)に建てられ、御神体である御姿岩の前面に接して建てられています。
このる御姿岩の岩奥に、榛名神社の御神体をお祀りしているそうです。

ここで旅行の無事と幸せを祈りつつ、心静かに参拝です。
( ̄人 ̄)( ̄人 ̄)( ̄人 ̄)( ̄人 ̄)( ̄人 ̄)( ̄人 ̄)( ̄人 ̄)
幸多き一年になりますように…

さて、御神体である御姿岩は、こんな感じの絶妙なバランスで立つ大きな岩です。
○御姿岩

この御神体の上の岩が、何かの拍子で落ちそうです。
コロン…といったら、間違いなく本殿の上に…(滝汗)


参拝を済ませ、先へ進むことにします。
社務所の脇から榛名神社自然歩道に降りると、氷結した砂防ダムが見えました。

せっかくなので行ってみることにしましょう。

つるんつるんに凍った道を渡り、砂防ダムの下に到着。
や、この氷は洒落にならないくらいつるんつるんで、ちょっと気を抜けば、簡単にコケるレベルですよ。

        ∧∧
       ヽ(・ω・)/
      \(.\ ノ
    、ハ,,、 

こうなったら間違いなく頭を打ちそうです(怖)
ここでしばらく氷と戯れていましたね。


さて、参拝も散策も終わったことですし、戻ることにしましょう。
途中で色々と引っかかり、参道の入り口に来た頃には午後1時半を過ぎていたので、お昼ご飯にすることにしました。
立ち寄ったのは、随神門の目の前にあるお店です。

●延寿亭


ここのお店のメニューは、甘味が中心になっており、食事はざる蕎麦/うどん+季節の天ぷらか、かけ蕎麦/うどん+季節の天ぷらのみでした。
とはいえ、和食好きの我々にはなんら問題なし。


各々が食べたいものを注文です。

それと、ここのお店では気前良く色々とおまけを出してくれました。

柚子味噌大根、山葡萄や松の実等のドライフルーツ、公魚のから揚げ、五穀米…
なんか、定食並みに充実したお昼ご飯になっちゃいました。
いっぱい出してくれたお店のおばちゃんに大感謝です♪


思った以上にお腹を満たしたので、そろそろ出発しましょう。
榛名神社を後にし、次の目的地へと向かいます。
車を走らせること10分ほどで、榛名湖の湖畔に到着です。

●榛名湖 はるなびHP Wiki

榛名湖は榛名山山頂に位置するカルデラ湖で、夏はキャンプやバス釣り、 冬はワカサギ釣りやスケートなどが楽しめるスポットです。
訪れた時は湖面の半分以上が氷結していましたが、氷が薄いところも多く、氷の上に乗ることは無理な状態でした。
う〜ん…、公魚釣りで有名なんで、乗れることを期待していたんですけどね。
でも、こういう氷結した湖面ははじめて見たので、これはこれで良しとしましょう。


湖畔を東へ回り、榛名山ロープウェイへ。

●榛名山ロープウェイ 伊香保温泉観光ナビHP
榛名ロープウェイは湖畔と榛名富士山頂を結ぶロープウェイです。

●榛名山 Wiki
榛名ロープウェイで上れる榛名富士は標高1390.3mで、巨人ダイダラボッチが作り上げたと伝承される山です。

到着した時、ちょうどロープウェイの最終便 (15:30) が出発するタイミングだったので、駆け込むように乗り込みました。
このロープウェイは、二つのゴンドラが一緒に行き来するタイプで、我々は4人と3人に別れて乗ったんですが、 私達4人が乗ったほうには中年のご夫婦(?)、天夢さん達3人が乗ったほうには若いカップルが乗っていました。

天夢さんは高所恐怖症で相変わらずへばりつく様にしているし、更にはカップルと一緒なんて、なんて罰ゲーム?!


眼下に広がる風景を見ながら、3分ほどで山頂駅に到着。

最終便の下りは25分後との事なので、急いで近辺を散策しました。

ここの山頂には、榛名山神社があります。
○榛名山神社

小さな神社ですが、山頂から見渡すと360度のパノラマが広がる展望の良い場所に建っています。

見下ろすと先ほどの榛名湖湖畔や、出発地点の高崎市が見えました。

また、遠くは谷川連峰や富士山も拝むことが出来ました。

右の写真の真ん中にうっすらと見える山が富士山です。
以前の旅行で訪れた箱根山と同じように、お参りと風景を堪能できる良い所ですね。


そんな良い所ではあるんですが、時間が押し迫っているので、散策もほどほどに駅まで戻り麓まで降りました。
麓のお土産屋でしばらくくつろいだ後は、本日の宿に向かうとしましょう。


県道33号線(上毛三山パノラマ街道)を進んでいくと、初めて来た場所なのに妙に見覚えのある道路になりました。
こ…ここは…
伝説の走り屋が居る聖地だっっ!!

※画像は自主規制

聖地となれば、ドライバーとしてはいやがおうにもハイテンションになるというもの。
二台の車はどちらから仕掛けるでもなく、当然のことながら聖地でのバトル開始!!
次々と九十九折のカーブを高速で下って…
………
……


すみません。当然のことながら全くの嘘です。
正しくは、前々回のようにブレーキが煙を噴かないように気をつけながら、 エンブレを目いっぱい効かせてゆっくりと下りましたよ(; ̄▽ ̄)
途中には意図的につけられた、走り屋対策の凸凹があるんで、高速で突っ込んだら車がバウンドしちゃいます(滝汗)


そんなこんなでそろりそろりと下って、本日の宿がある伊香保温泉に到着です。
●伊香保温泉 伊香保温泉旅館協同組合HP Wiki

伊香保温泉榛名山の東側麓にある温泉で、 万葉集にもその名前が見られる、古くから湯治場として栄えた温泉街です。
急傾斜地に作られた365段の石段は温泉街のシンボルであり、石段の下には黄金の湯の源泉が流れて各宿に分配されています。

そんな温泉街のど真ん中にあり、大元の源泉「黄金の湯」を引いている旅館が本日の宿泊先です。
●青山旅館 じゃらんnet HP

ここは石段から路地を入ってすぐの場所にあるので、温泉街散策にはもってこいの場所でしたね。

お宿の夕食は、囲炉裏を囲んで山の幸や岩魚、ほうとう鍋といった結構豪華な食事でした。


設備は古く、ちょっと床が傾いたりもしていましたが、食事は良かったし温泉も体の芯から温まるお湯だったので、いいお宿を引き当てたようです。
古くからの温泉街だし、ちょっとひなびたくらいが良いと思いました。


食事後は、温泉に入ったり、表を少し散策したり…

って、外は結構寒いの〜(ガクブル)


それから、部屋でアルコールを飲んだり、おしゃべりに興じたりしていました。
そんなおしゃべりの中身はというと…
自分が萌える属性と好みのキャラについて(ぉ

若干一名、酔った勢いなのか、ひとりで悶えまくる状態に陥っていました(;^ω^)
本人の名誉のため誰とは言いませんが…

見ていて面白いのでもっとやれ(爆)



本日の行程はこんな感じでした。



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