■高山・白川郷 旅行顛末記 1日目
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元々はコミケに行く予定を立てていたんですが、家族内の諸問題の発生により、断念することになりました(つдT)
嗚呼…これで2年連続コミケ不参加は確定だわ…

ただ、旅行へ行きたい病は治らないので、それならば撮影旅行に行こうかな?と考え、飛騨高山、白川郷、白山スーパー林道、白山比め神社を周る旅を計画しました。

で、夕飯時にウチのカミさんにお伺いを立てたわけです。
(´ω`)「撮影旅行に行っていい?」
と、そこですかさず下の娘が一言。
(*´▽`*)「アタシも行く」

…もっとも、娘にとって飛騨高山は、アニメ「氷菓」の舞台という意識しかなく、ぶっちゃけ聖地巡礼が目的なわけです。
というわけで、

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          撮影旅行に行きたくなって、
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|          一人で撮影旅行を計画していたら、
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |       なぜか『娘と聖地巡礼になった』でござる。
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ         な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ        俺もよく分からねぇ…
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \ 
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ 
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ

高山2004年5月の白川郷〜能登旅行以来3回目、白川郷2007年11月の越前〜白川郷旅行以来4回目の訪問です。
天気予報で現地は35度超えの酷暑となっていますし、走行距離も1,500km程度が見込まれる超長距離旅行です。
さてはて、無事に帰ってこれるのかな?

8月9日:宮城 晴れ

東北道を南下し、岩舟JCTから北関東道高崎JCTから関越道藤岡JCTから上信越道更埴JCTから長野道と高速道路を乗り継ぎます。
途中休憩を二回挟んで、問題なく松本ICに到着です。

松本:晴れ

この段階ですでに6時間、560kmの走行をしていますが、目的地はさらに先の岐阜県高山市です。
頑張って山越えをすることにしましょう。

松本から高山への国道158号線の山越えは、田舎の風景の中を単線の松本電鉄と併走して、ダム湖やトンネルなどを眺めながらの走行になるので、個人的に好きなドライブコースだったりします。
トンネル内に分岐がある面白いポイントもありますし。

そんな風景を楽しみながら、途中の道の駅でお昼ご飯にしましょう。

●道の駅 風穴の里 HP Wiki

ここでお昼ご飯として、私はソバ、娘はうどんを食しました。


それにしても天気は良いけど、猛暑…というより酷暑でグッタリしちゃいます。
無理をしないようにと心がけてはいますが、目的地はまだ先なので急ぐとしましょう。

…と、ここでアクシデント発生

右手親指の付け根を、ハチか何かに刺されました。
酷い激痛に、手を冷水で冷やしても回復しないので、道の駅の売店の方に薬が無いか相談です。
そんなこんなしているうちに、意識が朦朧となり、道の駅内のベンチでダウン
たぶん、過呼吸を起こしたんでしょうが、さすがにヤバいかも?とか思いましたよ。

道の駅スタッフから、飲料水や氷水の差し入れをいただき、人の優しさを感じました(つω`)
そのうち、手のしびれが収まり、動けるようになったので出発です。

皆様、お騒がせしました…m(‐ω‐)m


手の調子は悪いけど、車を西へと走らせます。
山間の道幅狭い道路を、トンネル内分岐を抜け、ダム突堤を走り、安房峠トンネルを通って高山市に入ります。

高山市:晴れ

虫刺されによる体調不調により、一時はどうなるかと思いましたが、思ったほど行程に遅れは無く、午後3時ごろには本日の宿に到着です。
無事到着できて良かった(安堵)

●岩田館 HP

ここはレンタルサイクルを無料で貸し出してくれたので、自転車に乗って、高山市内へと繰り出すことにしましょう。
川沿いに街中を南下し、最初に向かったのは一軒の喫茶店です。

●バグパイプ 食べログ

ここは氷菓第3話に登場した喫茶店で、巡礼者が多く訪れるお店です。
この画像の右奥が、えると奉太郎が座った座席だとか?


さて、そもそも聖地巡礼が目的の娘は、ケーキやジュースに舌鼓を打ちつつ、店内の調度品を見たり、氷菓グッズを見ながら興奮中。

あぁ、こりゃ将来は有望だ(苦笑)

しばらくゆっくりした後は、高山市内の古い町並みを見て周ります。





ぐるっと一周してきて娘が一言。
(*´▽`*)「店先で売ってた氷菓のグッズが欲しい」
…お小遣いをねだられて、あげてしまう弱い父です(´д`)

次に向かったのは、氷菓18話に出てきた図書館です。

●高山市立図書館「煥章館」 HP

中に入ることはせず、ぐるっとめぐって、次のポイントへと向かいます。

●櫻山八幡宮 HP Wiki

櫻山八幡宮は、秋の例祭の高山祭として知られ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
氷菓最終話の生き雛祭りの神社とは別の神社ですが、高山市内にある静かな雰囲気の神社です。


市内の目的地を一巡したので、ここでいったん宿に戻るとしましょう。
この後は夜の7時半から、飛騨高山手筒花火打上げが開催されます。
その前に、晩御飯で腹ごなしをしておくことにしました。

…って、コンビニの塩焼きソバとカップ麺が晩御飯になってしまいました。
非常に厳しい我が奥様の教育により、生まれてこのかたカップ麺を食べたことが無い娘の強いご要望です。
初体験☆(ぉぃ)は基本中の基本の日清カップヌードルですが、さてお味はどう?
(*´▽`*)「んまい」
ここまできてこの食事は…と言いたいところですが、まぁいいか。

そんな晩御飯でお腹を満たした後は、花火大会へと出向くことにしましょう。
再び自転車を借り、打ち上げ会場のそばへと向かいます。
沿道はすでに多くの人でごった返しで、カメラの準備もなかなか難しそうです。

それでもなんとか三脚を立てて、花火の開始時刻です。


●高山手筒花火打上げ HP
飛騨高山手筒花火打上げは、厄落としを目的に毎年8月9日に高山市内中心部を流れる川で開催される手筒花火です。
近距離での爆裂音に始まり、勇壮な手筒花火や仕掛け花火を堪能しました。



手筒花火の怖いところは、降りかかる火の粉よりも、花火の終わりに筒のお尻が爆裂することです。

これが勇壮さをさらに際立たせ、より盛り上げるのでしょうね。

花火も終わりに近づいたので、そろそろ宿に戻ることにしましょう。
宿に戻った後は、風呂に入って本日はおやすみなさい。

これで本日の行程は終了です。
走行距離636kmは、前回の富士Qハイランド旅行の記録を更新して、一日の走行距離の最長記録となりました。


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