■北海道旅行 (2回目) 顛末記 4日目

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6月24日:・知床 曇り

旅行も4日目。
今日は知床遊覧船で知床岬までいってみることにします。
…とか思っていたんですが、昨日に引き続き、知床は濃い霧で覆われてました。
嗚呼…(TдT;)

こんなんじゃ、遊覧船に乗っても何も見えない可能性が高いかもしれない。
ということであれば、知床遊覧船は次回リベンジって事で、今回はパスしてさらに走り続けることにしましょう。

気持ちを切り替え出発です。
昨日通った道を進み、知床峠へ。
この日の知床峠は、霧に覆われて景色は全く見えませんでした。


そのまま峠を過ぎて羅臼方面へ。
峠を下りだしてから、車のアクセルを外してギアをニュートラルへ。
無アクセルでどこまで下れるかな?と、R=35とかのきついカーブがしばらく続くワインディングロードを進みます。

下ってくる途中で霧は晴れ、爽快な青空が広がってきました。
そうこうしているうちに、そのまま無アクセルで羅臼町内に到着(苦笑)
8キロくらいを無アクセルで来れるとは…

・羅臼 晴れ
昨日までの天気がウソのように晴れ、気分一新で旅を進めることにしましょう。



知床岬へは行けませんが、羅臼
側からは、 途中まで岬方面へ進むことが出来ます。
なかなか行く機会も無いし、今後、行けるかどうかも分からないので、この機会に行ってみる事にしましょうか。

そんな軽い気持ちで岬方面へ出発です。
まず目に飛び込んできたのは、マッカウス洞窟です。

●マッカウス洞窟 羅臼町HP Wiki (ヒカリゴケ)

マッカウス洞窟は、準絶滅危惧種のヒカリゴケが自生する洞窟で、 羅臼町内からほど近い所にあります。
ヒカリゴケはそれ自体が発光するのではなく、外部からの光を反射することで光って見えているようです。

ちょっと光っているかどうかは分かりづらいかなぁ?
早朝とか夕方なら分かり易いかもしれませんね。

さらに岬方面へと向かいます。
途中、道路脇で草をモリモリ食べている鹿の群れに遭遇しました。
知床の鹿よりも警戒心が強いのか、しきりにこちらの見ていますね。


そんな感じで所々で引っかかりながら、羅臼町内から30分ほどで行き止まりの 相泊地区に到着です。


何かあるってわけじゃないんですが、何となく地の果てまでやってきたって感慨にふけってしまいます。
あと、ここでも鹿たちが民家のすぐ裏手まで来ていました。


すでに6月ですが、何となく春の装いって感じです。

それから、近くには天然の露天風呂があります。

●相泊温泉 羅臼町HP Wiki

ここは海を眼前に控えた所にあり、海岸を掘った露天風呂で、お湯は湯船の底から涌き出ているそうです。
そして、はっきりとしたことは分かりませんが、どうやら日本最東端の温泉らしいです。

ということは…日本最南端&最西端、一昨日の最北端の温泉に 引き続き、最東端も制覇しなくては♪
そんなわけで、入ることにしましょう。

この温泉にほぼ同時に到着した、神戸から来たというおじさんと一緒に入浴です。
なんでも、このおじさんは各地の温泉めぐりをしているとか。

おじさん曰く「昔、東京の銭湯に入ったとき以来の熱さだ」だって。
ほほぅ、どのくらい熱いのか入ってみることにしましょう。
…って、めっちゃ熱い〜(≧д≦)

さすが源泉75度というだけあって、相当に熱いですわ。
江戸っ子は、どんだけ熱湯に入ってるんですかΣ( ̄д ̄;)

しばらく掛け湯をして慣れてから、湯船に入りましたよ。
とはいっても、熱くて長く入っていられませんでしたが(汗)


さて、最東端の温泉にも入ったことですし、先へ進むとしましょう。
羅臼町内へ戻っていく途中、道路端を歩いている小動物を追い越しました。
…お、キツネだ。


追い越して車を道端に止め、写真をパチリ。
どうやら何か口に咥えているようですが…
なんだろう?
道を逸れて海岸近くで貪り食っていたので、小動物か何かだとは思うんですが…

鹿以外の動物にも遭遇したことで、ちょっと満足(笑)


来た道を戻り、羅臼町内に到着です。
そういえば、朝ごはんを食べてなかったので、早い昼食として腹ごしらえとしましょうか。

●道の駅 知床・らうす HP Wiki

ここは屋内に海産物の売店があり、タラバ蟹やアブラ蟹、花咲ガニを買うことが出来ます。

また、目の前の海の向こうに国後島が見えます。 北方領土が、近くて遠い島という感じがしてきますね。


道の駅の2階で食事としましょう。
頼んだのはラータンメン(らうすタンタンメン)と、しれたこパイパイシュウマイ(ドスイカの焼売)です。

うん、結構美味しいですよ。コレ。
でも…
…でも名前が(苦笑)

それから、1階にある売店で、この道の駅限定のソフトクリームを買いました。

知床海洋深層水のソフトクリームだそうです。


お腹も満たしたことですし、先へと進みましょう。
国道335号線を標津に入ったあたりから、曇り空になって来ました。

・標津 曇り

そのまま進んで野付半島へ。

●野付半島 野付半島ネイチャーセンターHP Wiki

野付半島は、北海道から髭のように伸びた細長い半島で、延長28kmの砂嘴であり、規模としては日本最大です。
国後島まで約15キロと近く、晴れていれば国後島の 泊山を望むことが出来ます。

昨日のサロマ湖や、先ほどの相泊地区と同じように、 何かあるわけじゃないですが、とりあえず車で入れる最先端の竜神崎まで行きました。
というわけで、これで北海道海岸沿いを進むのは終了です。
ここから標津へ戻り、内陸を進んで旭川方面へと戻ります。



国道272号線〜道道13号線〜国道243号線と進んで弟子屈へ。

・弟子屈 曇り

以前の旅行で、弟子屈町内をウロウロしたことを思い出しながら、そのまま 美幌峠へと向かいます。

●道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠 HP Wiki(美幌峠)


屈斜路湖方面の大パノラマを望めたんですが、今回は あいにくの曇り空( ̄д ̄;)


またもや天気に見放された感がありますが、少し様子を見てみるとしましょう。
道の駅で買い物をしたり、飲食をしながら時間を潰していると…
少し晴れてきました♪


若干霧がかかっていますが、良しとしましょう。
ちなみに、北見方面は完全に曇って見ることが出来ませんでした。

そのまま国道243号線を下って、美幌町内へ。

・美幌 曇り

道を間違えて(笑)、更に道道217号線を北見市へ。

・北見 晴れ

ここから国道39号線を西へと向かいます。
途中、道の駅で軽く休憩です。

●道の駅 おんねゆ温泉 HP Wiki

ここは以前に車中泊して、凄く寒い思いをしたところですね(苦笑)
懐かしくも辛い思い出です(爆)

ここではラベンダー&夕張メロンミックスのソフトクリームを食しました。



道の駅を後にし、留辺蕊(るべしべ)から石北峠へ。

●石北峠 HP Wiki

ここは最高標高1,050mの、上川郡上川町北見市を 結ぶ国道39号線の峠です。
上りがきつく、大型車トラックなどは排気ガスを吐きまくりです。
前に来た時と比べて、峠の売店が新しくなっているな〜と思ったら、2007年8月に火災があったんですね(汗)

峠を下り、大雪ダム大雪湖の脇を通り抜け、 旭川方面を目指します



ようやっと層雲峡に到着です。

●層雲峡 層雲峡観光協会HP Wiki
層雲峡は、高さ200m前後の柱状節理の断崖を間近に見ることができる峡谷で、近くには温泉街や 大雪山黒岳へのロープウェイがあるなど、観光地として知られています。
ここの駐車場の目の前には、銀河の滝と流星の滝という、二つの大きな滝があります。

銀河の滝流星の滝

本当はいろいろと回りたい所ですが、日も落ちて夕闇が迫っているので、層雲峡温泉のホテルに向かうとしましょう。

●ホテル層雲 HP

晩御飯を食べて、温泉に入って今日の予定もお終いです。

本日の行程はこんな感じです。
今日もいっぱい走りました( ̄▽ ̄)



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