■富士山・諏訪旅行 顛末記 2日目
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旅行の2日目。

8月22日 長野:晴れ

今日も良く晴れました。
既に諏訪湖が霞んで見えているので、今日もとても暑くなりそうです。


そんな中、目が覚めると部屋から行方不明の人が1人。
早くに目が覚めた人によると、だいぶ前から初参加のみっちゃんさんが居ないようですが、どこへ行ったのでしょうか?
ちょっと心配していると、しばらくして戻ってきました。

(´ω`)「早朝から何処行ってたの?神社参拝?」
(´∀`)「諏訪湖一周走ってきた♪」


はい?!Σ( ̄д ̄;)
諏訪湖一周って15km以上あると思うんだけど、マジデスカ?!
なんか、我々には珍しく体力に自信のある方にご参加いただいていたようです。


さて、全員揃ったところで、宿の朝食バイキングで腹ごしらえ。


こうやって見ると、バイキングって各個人の食生活が垣間見えるような気がします(汗)
みなさん、キチンと食べてますか?
私は朝食抜きがデフォですけどね(ぉぃ

さて、今日の目的地ですが、氷河に山肌が削られた跡「カール」が見られる木曽駒ヶ岳方面へ行く予定です。

●木曽駒ヶ岳 Wiki
木曽駒ヶ岳は木曽山脈(中央アルプス)の最高峰で、標高2,956mの山です。
木曽前岳(2,826m)、中岳(2,925m)、 伊那前岳(2,883m)、宝剣岳(2,931m)を含めて 木曽駒ヶ岳と称する場合もあります。
この宝剣岳には 駒ヶ岳ロープウェイがあり、ここから千畳敷カールへ向かう行程です。


さて、そろそろチェックアウトすることにしましょう。
荷物を車に積み込み、私の車は準備OK♪
他の車は…というと、痛車では後部荷台部分に天夢さんを乗せています。
これって、ご本尊の運搬ってヤツでしょうか?
このまま貨物扱いで輸送して神社に設置でもしますか(笑)

そんな感じで遊びつつ宿を出た一行は、長野道岡谷ICから岡谷JCTを経由し、 中央道駒ヶ根ICを出て目的地へと向かいます。
昨日の大渋滞とはうって変わって快走して、木曽駒ヶ岳の麓にある菅の台バスセンター駐車場に到着です。

ここから駒ヶ岳ロープウェイへ向かう県道駒ヶ岳公園線黒川平〜しらび平間は、一年を通して一般車両は通行禁止となっていますので、 専用路線バスに乗換えてロープウェイしらび平駅まで向かう必要があります。

到着時には混み始めており、バスの乗車は15分待ち程度となっていました。
しかも、駒ヶ岳ロープウェイ既に1時間待ちの状態になっているとの事。
ちょっと時間が不安ですが、大丈夫でしょうか?

ともかく、バスに乗って行きましょう。

一般車両が入れない県道駒ヶ岳公園線は非常に道が狭く、普通乗用車でもすれ違うことが出来ない所が目立ちます。
そんなところをバスが登っていくので、すれ違いは待避所を使ったり、無線でやり取りしながら調整したりしています。
ヘアピンカーブも多く、車体が側面にぶつかったり、転落したりするのではないかと冷や汗をかくようなポイントが続く難所いっぱいの道路です。

こんな所は一度は走ってみたいけれど、結構神経が磨り減りそうで怖いです。
そんな急峻な道を進んでいくと、行程の後半にあちこちで猿が現れました。

子猿が多く、中には親猿にしがみついているような小さい小猿も居るようです。
この群れは、ちょうど子育ての時期だったようですね。

そんなこんなで、約40分かけて駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅に到着。

●駒ヶ岳ロープウェイ HP Wiki

駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅は駒ヶ岳ロープウェイの起点で、日本最初の山岳ロープウェイです。
高低差950mは日本一で、終点の千畳敷カール駅は索道(ロープウェイ)も含めた場合の日本最高峰の駅(2,612m)となっています。
※2位は前回の旅行で行った立山室堂駅(2,450m)、3位は立山ロープウェイ大観峰駅(2,316m)です。


夏の観光シーズン末期ということもあり、麓での情報どおり大混雑となっていました。
乗るまでに1時間ほど時間を潰し、ようやくロープウェイに乗って上を目指します。

晴れていれば遠く富士山を望むこともできるようですが、残念ながら雲に覆われてあまり見通しは良くありませんでした。

あと、お約束で天夢さんを窓際に連れて行きたかったのですが…
残念ながら非常に混んでいて、窓際へ誘導することが適わずに乗せられてしまいました(´д`;)
ある意味で旅行の狙いでもあったのに…

どんどん遠くなっていく下界と、氷河によってU字型に削り取られた痕であるカールを見ながら、ロープウェイに乗って8分ほどで、終点の千畳敷カール駅に到着。

●千畳敷カール Wiki

千畳敷カール宝剣岳の直下に広がる氷河地形(圏谷・カール)で、 駒ヶ岳連峰への登山客の玄関口となっている他、日本で最も標高の高い場所にあるホテル「ホテル千畳敷」があります。


訪れたこの時の気温は19度と、下界とは10度以上も温度差があり、かなり肌寒いです。
今年の暑い夏でもこんな感じらしいので、訪れる方は一枚多めに上着を持ってきたほうがいいかもしれませんね。
そんな気温のせいもあってか、山肌にはまだ僅かながら雪が残っているようです。


さて、本当はここでは1時間ほどかけて周遊したかったんですが、登るまでに時間がかかったことでスケジュールに不安が出てきた事と、 濃い霧が覆いだしたことでホワイトアウト状態になることを恐れて、付近の散策だけにすることにしました。


まずは目の前の神社を参拝です。

小さい神社ではありますが、登山客が安全を祈願したりするようで、人が絶え間なくお参りしていました。

神社の前を通り、少し下ると短い夏を謳歌するように、高山植物があちこちで花をつけていました。


時期がよければ一面花畑になるそうです。


少し寒い中ではありますが、せっかくの高所へ来たのでソフトクリームを食べました。

人生最高地点でのソフトクリームは、なかなか乙なものです d( ̄▽ ̄)

各自でお土産を買ったり、色々と食したりと一通り堪能したので、そろそろ下ることにしましょう。
ロープウェイが混みだしましたが、ぎりぎりで殆ど並ばずに乗ることができました。

あっという間に下り、帰りのバスも並ばずにすぐに来たので、1時間ほどで駐車場まで戻ってきました。
時間も頃合なので、お昼ご飯にしましょう。
ここ駒ヶ根は、ソースカツ丼をご当地B級グルメとしてとしてプッシュしていることで知られています。

●駒ヶ根 ソースカツ丼 駒ヶ根ソースかつ丼会HP Wiki

となれば、やはり昼食はご当地物をいただくことにしましょう。
一行が入ったのは、駒ヶ根 ソースカツ丼の中でも有名な明治亭というお店です。

●明治亭 中央アルプス登山口店 HP

なかなか広い店内ではありましたが、有名店ということもあってか結構混雑していました。

そんな中、各々で食べたいものを注文。



お?
サクサクの衣と柔らかいお肉が美味しいですね( ̄ー ̄)
ソースも絶妙にマッチして、これは当たりの食事のようですよ♪


さて、お腹を満たし、時間も頃合です。
ここで離脱組のKazumaさん、蒼月さん、夜鷹さんは東京方面へ、かりんさん、RANさんは名古屋方面へ帰ります。
皆さんお疲れ様でした。
帰り道は気をつけてくださいね。
家に帰るまでが旅行ですよ( ̄▽ ̄)


駒ヶ根ICでみんなと別れ、残るは旅行継続の5人と、本日離脱で痛車のさのすけさん。
行き先は同じ浜松なので、痛車を先導にして道案内をしてもらいながら進むことにしましょう。

中央道を進み、飯田ICから一般道にシフト。
国道151号線を進んで、最初の道の駅で軽く休憩です。

●道の駅 信濃路下條 HP Wiki

この道の駅は、蕎麦打ちが体験できるということで知られているそうです。
ここでトイレ休憩とお土産購入を済ませ、更に国道151号線を進み、ループや九十九折が続く険しい道をスイスイ進んで愛知県へ。

愛知:薄曇

峠を越えると長い下り道が続くので、と同じ轍を踏まないようにエンジンブレーキを駆使して進み、しばらく走ってからまた道の駅で軽く休憩です。

●道の駅 豊根グリーンポート宮嶋 HP Wiki
道の駅に入ると、ツーリングと思しきご一行が痛車をガン見Σ( ̄д ̄;)

なんか、チラ見じゃなくて超ガン見なんですが…(汗)
そんな衆人環視の中、道の駅に掲示されている地図を見ていると、事務所から道の駅の方と地元の方と思われる女性が出てきました。

(´w`)「あの車…」
(´ω`)「なんか、みこみこって書いてあるわね…」
(´w`)「ホラあれ、今話題の萌ブームてやつじゃない?」


うおぉぉ…(゚∀゚;)
これは良い羞恥プレイじゃないですか(汗)
ここは赤の他人のフリをせねば…(手遅れ)

この後の山道や田園風景が広がる田舎道を進みましたが、あちこちで道行く子供に指をさされたり、ガン見されたりしました。
嗚呼、これがそのうち快感になっていくのね(マテ
私がその高みに達するには、マダマダ修行が必要なようです(ぉ

世の中に和の心(主に巫女)を強烈にアピールしつつ、国道257号線を通って浜名湖のほとりに到着。


浜松:晴れ

日暮れも近いので、さらに車を走らせて舘山寺温泉に到着です。

●舘山寺温泉 (かんざんじおんせん) かんざんじ温泉観光協会HP Wiki
舘山寺温泉は、浜名湖のほとりにある温泉です。
本日の宿は、この温泉街の中にあります。

●かんざんじ堀江の庄 HP


ここで道案内もしてくれたさのすけさんとお別れです。
初参加の旅行お疲れ様でした。
また機会があればご参加くださいね。

さて、この宿での食事は宿泊プランに入れていませんでしたので、近くのお店で食べることにしましょう。
浜名湖といえば、名物は鰻なわけですが…

●志ぶき HP

入ったお店はやっぱり鰻のお店♪
せっかくなので、本場モノの鰻を美味しくいただくことにしましょう。


ふむふむ…
鰻って少なからず脂が乗っているもんだと思っていたんですが、なかなかさっぱりとした白身魚のような感じです。
ともかく美味い(゚∀゚)
ただ、ガツガツと食べたい人ならば、うなぎサンド丼とかじゃないと物足りないかもしれませんね。
※ご飯→鰻→ご飯→鰻となっているうな丼です。

今までもご当地モノとして、大間のマグロ薩摩黒豚越前カニ松坂牛といろいろ食していますが、いつも思うのは やっぱりご当地モノが一番ということ。
それにせっかく旅行で来ているんだから、高くても食べないと勿体無いですよね。

そんなご当地モノの高級品でお腹を満たし、宿に戻って風呂に入ってのんびりしていると、近くの遊園地から花火が上がりました。
ただ、部屋の場所の都合上、微妙に見辛い(汗)
階段の踊り場部分とか、屋上の露天風呂とかだとキチンとみれるようなので、宿泊する機会があれば是非。


この日は諏訪湖からまっすぐ南下する行程となりました。



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