■群馬・軽井沢 旅行顛末記 2日目
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旅行の2日目。
天気予報では曇り時々晴れでしたが、昨日とはうって変わり、草津温泉は朝から綺麗に晴れました。

10月29日:草津 晴れ

少し早起きして、Kazumaさんと温泉街を散策します。
昨晩、同行する約束の人もいましたが、起こしに行ってもまだ寝ている方が多数でした(苦笑)
「寝ていたら置いていく」と宣言していましたので、そのままそっとしておくことにしましょう。

今朝は西の河原を中心に、金毘羅神社草津穴守稲荷神社と巡ります。

■金毘羅神社

入口から急な階段を上ると、ホテルスパックス草津の脇に鎮座する小さな神社があります。
江戸時代に、地元の有志が四国の金毘羅神社を勧請して建立したそうです。
温泉街をバックにお参りです( ̄人 ̄)

次に向かったのは、草津穴守稲荷神社です。
■草津穴守稲荷神社

草津穴守稲荷神社は、1910年頃に東京・羽田の穴守稲荷から分霊勧請された神社だそうです。
境内の「神砂」は「招福の砂」といわれているらしく、持ち帰って蒔けば御利益があると伝えられています。
招福を祈念して、ここでもお参りです( ̄人 ̄)

撮影しながら、てくてく歩いて西の河原に到着。
●西の河原 (にしのかわら)別名:賽の河原(さいのかわら) HP

西の河原草津温泉の西側に位置することで、 この名前が付いたとされています。
この河原は、あちこちから大量の温泉が湧き出しており、湯の川、湯の滝を作っています。

ここで、朝散策に出ていた、しろきつねさん、しゃいあんさんと遭遇です。
二人は近くの西の河原温泉に入りに来たとの事。
しろきつねさんは、先ほど参拝した草津穴守稲荷神社で神砂をいただいてきたらしく、 同じキツネ繋がりで抜かりなしですね。

二人と別れた後は、昨日は湯気で覆われていた湯畑へも行ってみることにしましょう。



湯気はだいぶ引いていて、湯畑の景色はしっかり見えました。

あと、近くにある昨日入った御座之湯は、こんな感じの外観です。

昨日は暗がりでよく見えませんでしたが、新しくてかなりきれいな外観でしたね。

この浴場の目の前には祠があり、お賽銭を投げ込む方も多いようです。

ただここは強酸性のお湯のために数日で硬貨が酸化するらしく、投げ込まれたお金が真っ黒になっていました。
そのまま御座之湯脇の光泉寺へ。

●真言宗豊山派 草津山 光泉寺 HP Wiki

光泉寺は真言宗のお寺で、西暦721年の創建と伝えられている古刹です。

このお寺の脇には「遅咲如来」があり、今からでもひと花を咲かせたい人、今一度ひと花を咲かせたい人がお参りに来るようです。

せっかくなので、人生の大逆転を祈るためにお参りしましょう( ̄人 ̄)

そろそろ朝ごはんの時間なので宿に戻ります。
朝ごはんもバイキング形式でしたが、やっぱり合宿所風な感じで値段相応であったことを感じさせられました(汗)

食事も終わり、出発準備をしましょう。
部屋に戻ると、山間に虹が出ていると声が聞こえてきました。

部屋のベランダに出てみると、茜色の山にきれいな虹がかかっています。
虹だけではなく、山間の紅葉も黄色に色づいて良い感じです。

昨日のうちから晴れていれば、もっと紅葉を堪能出来たのに…と、ちょっと勿体ない気分でした。

各部屋から虹を堪能したところで、そろそろ出発しましょう。
本日の最初の目的地は、草津温泉からすぐの道の駅です。

●道の駅 草津運動公園 HP Wiki

道の駅 草津運動公園吾妻郡草津町国道292号沿いにあります。

何か買い物の目的ではなく、本日から参加のBALさんと合流のための立ち寄りです。
BALさんは自家用車での参加なので、ここからは車4台で分乗しての旅行となります。

合流後は、国道292号線県道52号線万座・鹿沢口駅前を経由して鬼押ハイウェイを進みます。
鮮やかに色づいた紅葉の森の中を抜け、目的地の鬼押出し園に到着です。
ここは和旅行では2度目の訪問ですが、1度目は日帰り旅行で旅行記として残していないポイントです。

さて、他車の到着を待っていますが、といちやさん車以外、中々到着しません。
しばらく待っていると、連絡が入りました。
どうやらKazumaさん車とBALさん車がはぐれてしまい、違う道に入り込んだようです。

しばらく後に無事に合流できたので、鬼押出し園内を散策することにしましょう。
道路にかかる橋を渡って入場口へ向かうと、ここでも虹が出ていました。

手前の森は日陰ですが、虹のかかる奥の山は晴れていて、コントラストの違いが綺麗でした。
それでは鬼押出し園を散策です。

●鬼押出し園 (おにおしだしえん) HP Wiki

鬼押出し園)は、群馬県吾妻郡嬬恋村にある公園です。
1783年(天明3年)の浅間山噴火の際に流れ出た溶岩により、膨大な量の溶岩で出来た奇勝を見て回ることが出来ます。
→浅間山:Wiki

ぐるっと見回すと、こんな感じで黒い岩が続く風景が広がっています。

凝固した溶岩流が一面を覆う、不思議な光景です。
奇岩が立ち並んでいるところをみると、何か物悲しい気持ちになってきますね。

単なる岩山とは違い、趣きというか、妙な静けさがあります。

ぐるっと園内を散策して、浅間山をバックに記念撮影です。

残念ながら、浅間山は雲に覆われてすそ野しか写りませんでした。
ちょっと物足りない〜 _(:3」∠)_

本堂でお参りをした後は、そろそろ戻ることにしましょう。


入口付近に戻ってきたところで、イチソさんから連絡が入りました。
一日遅れではありますが、合流ポイントの軽井沢駅に着いたので、待っているとの事です。
こちらのスケジュールも少し遅れているので、そろそろ出発しましょう。

車に戻る途中、遅まきながら浅間山が頂上まで見えてきました。

頂上付近にある噴石や、立ち上る噴煙が見えました。
早めに晴れてくれると良かったのですが、まぁ仕方ないですね。

鬼押ハイウェイを南下し、峰の茶屋交差点から 白糸ハイランドウェイを進みます。
行程中にある有名な観光地の白糸の滝はパスして、次の目的地旧三笠ホテルの駐車場に到着です。

軽井沢 晴れ

ってあれ?
今度はKazumaさん車、といちやさん車がはぐれてしまいました。
先ほどの交差点で違う道に入ってしまったようです。
しばらく待ち、無事に合流したところで旧三笠ホテルを見て回ることにしましょう。

●旧三笠ホテル 軽井沢町HP Wiki

旧三笠ホテルは、軽井沢町にある明治時代に作られた 建造物で、国の重要文化財に指定されています。
「軽井沢の鹿鳴館」とも称され、文化人、財界人が数多く宿泊したホテルを文化財として保護しています。

軽井沢という、我々に不釣り合いな小洒落た町にある、これまた小洒落た洋館です。
今回の旅行行程の途中に位置し、良さそうな雰囲気の場所だったので、訪問地に加えてみました。
それでは館内を見て回るとしましょう。



おぉ、何と言ったらいいか分かりませんが、すごくいい感じです。
落ち着いた白亜の館内と、シックな調度品、外から差し込む柔らかい日差しが美しさを醸し出しています。
前の旅行で訪問した、入船山記念館と同じような感じで、提督業の方々が好きそうな気がしますね。

窓からの風景もいい感じです。


洋館好きのしろきつねさんが大満足だったようですが、他の方も満足いただけたようです。
自分で言うのもなんですが、ここを訪問地に選んで大正解でした。

ちょうど晴れて青空が出て、紅葉のコントラストもきれいに出たことで、より雰囲気のある佇まいを感じることが出来ました。
もし軽井沢を訪れるようなことがあれば、ぜひとも足を運んで欲しい所です。

さて、十分堪能したので、そろそろ出発しましょう。
イチソさんと合流するといちやさんが先に出発し、残りの面々は順次出発です。

駐車場に戻る途中、近くに「峠のあんぱん」なるものがあったので、せっかくなので買ってみました。

うむ美味♪
小腹が空いている時間帯なので、ペロリと平らげましたよ。

出発後は軽井沢市街地を抜け、県道43号線県道93号線と走り、碓井軽井沢IC目の前の、 峠の釜めし本舗おぎのや 軽井沢インター店でお昼ごはんです。

●峠の釜めし本舗おぎのや HP Wiki

峠の釜めしは、「荻野屋」が製造・販売する駅弁で、益子焼の土釜に入れて販売されています。
スーパーやデパートの物産展、駅弁コーナーでもよく見かけ、鉄道駅のみならず、サービスエリア等の各地でも販売されています。

全車トラブルなく合流した後は、食することにしましょう。
だいたいの方が食べたことがあるかと思いますが、味に何か変化があるわけではなく、食べたことがある「あの味」そのままですね。

お腹を満たした後は、次の目的地の富岡製糸場へと向かいます。
上信越自動車道碓井軽井沢ICより、下仁田IC国道254号線→旧道を進んで富岡市内へ。

富岡 晴れ

運動不足の我々があまり歩かなくて済む(爆)ように、 富岡製糸場のすぐ東側にある駐車場に止めました。

●富岡製糸場 HP Wiki
富岡製糸場は、群馬県富岡市にある 日本初の本格的な器械製糸の工場(開業1872年(明治5年))です。
当時の繰糸所、繭倉庫などが現存し、初期の建造物群が国宝および重要文化財に指定、さらに「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として 世界遺産に登録されています。

明治初期の富国強兵時代の生糸工場、士族の娘たちが女工として働いた…と日本史で習ったことが記憶にあるかと思います。
そんな歴史の授業を思い出しつつ、各自で場内を観覧です。



特別展示の西置繭所保存修理工事 (内部撮影禁止) を見て、診療所、寮を巡ります。



廃墟ではあるんですが、雰囲気があって何となく既視感というか懐かしさを感じますね。

観光客が、次々に何かを覗いているポイントがありました。

単なるタンクの穴で、何かあるわけではないですが、なぜか皆さん覗いていくとのことです。
確かに何もありませんでした(苦笑)

土曜日の夕方近くではありますが、かなりの訪問者で富岡製糸場は混雑しています。
中学生でしょうか?
マスコットキャラと一緒に撮影をしている女の子たちが居ました。

中の人、嬉しそう?

他にも色々と見て回っていると、4人の袴っ娘が居るじゃないですか(〃▽〃)
観光客のおばちゃんから声を掛けられて、そのやりとりが聞こえてきましたが、どうやら修学旅行らしいです。
近くに着付けのお店があるようで、大正ロマンを感じさせる雰囲気に大満足(ぉ


そんな感じで歴史やロマンを感じつつ、場内を一巡したので、そろそろ出発しましょう。
出発前に、富岡製糸場前の町並みを散策していると、「和」というお店がありました。

和旅行中の我々にはうってつけのお店ですね(笑)
このお店でシルクドーナッツをいただきました。

この後は、国道254号線を戻って、県道199号線県道209号線と抜けて近くにある神社へと向かいます。

●一ノ宮貫前神社 (いちのみやぬきさきじんじゃ) HP Wiki

一之宮貫前神社群馬県富岡市一ノ宮にあり、上野国一宮の神社です。
創建は安閑天皇元年(531年)とされ、朝廷、各戦国武将、江戸幕府の庇護を受けた歴史のある神社です。

この神社は、本殿に向かって登って降りると辿りつく珍しい「下り宮」造りです。


運動不足な我々にとっては、中々にしんどい角度です( ̄ω ̄;)

本殿前にはカエルの置物がありますが、何か由来があるわけではない模様…
「無事カエル」の交通安全かな?と思ったんですが…(苦笑)

これで本日の予定はおおむね終了なわけですが、本日の宿は夕食の設定がありませんので、富岡市内で食べることにします。
アンケートの結果、肉が食べたいというご希望が多かったので、近くにあるカツ屋へ。

●かつ庄 HP


ここでは、みんなでカツやらうどんやらセット品やら、モリモリと食べました。


と、目の前に置かれている水のボトルが…

無色透明な麦茶ですね…
(´ω`)「群馬の麦茶は無色透明なんだよ♪」
(⌒ω⌒)「グンマーだからか?!グンマーだからなのか?!」

そんなネタゲットに盛り上がりつつ、スマホでネトゲにいそしむ方々も。
やぎねこさんのグラブルガチャをしろきつねさんが引いていました。
しろきつねさんは、神社でのおみくじで大吉を2連続でひいているので、ゲン担ぎだそうです。
結果、それなりに良い結果だった模様。

食後は、私の車は上州富岡駅に向かい、この時間からの参加者であるRANさんと合流します。
他の方々は別の車で先行して宿に向かって貰います。
合流号はコンビニで夜のおつまみを購入後、県道199号線真っ暗な山中を進んで本日の宿に到着です。

●ホテルグリーン妙義 HP
ここはゴルフ場に併設されたホテルで、温泉、露天風呂有りのお宿です。
客室から見える風景が良いらしいですが、日がとっぷりと暮れているので本日は見ることが出来ません。

そんな感じで、本日の行程も終わり…となる前に、いつもの恒例行事となっているクラッドさんお披露目会です(ぉ

おぉぉ…こ、これは…
いろんな意味でアカンですよ(*゚∀゚)=3

そして、並ぶ ょぅι゛ょ を品定めする悪い大人たち(核爆)

おまわりさんこっちです( ̄д ̄)

そんな感じで、いつものお約束も堪能してから就寝です。
部屋によっては、昨夜に続き深夜のアニメ視聴大会もあったようです。
本日の行程はこんな感じでした。


三日目へ

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